人間の運命とは
人間が生涯を通じてひとりで生きられるのであれば、運命と言うものを論じる必要はありません。人間が集団の中で生活をし、このようでなければ生きられないために運命が存在するのです。それはどのような環境の下で誕生するか、どのような人と人生を歩く中で関わるのかにより運命変化します。
人間は親のDNAを引き継いで肉体と、目に見えないエネルギー(気)と言う霊魂(精神)を引き継ぎます。即ち、見えるものと見えないものの両方を両親、祖父母から引き継ぐのです。これが家系の流れです。この家系の流れを二代目、三代目と引き継ぐ運命を所有して誕生する子供がいれば、家系の流れからはみ出なければならない運命を所有して誕生するは子供いるのです。
家系の流れを自分が引き継ぐ、引き継がないのを判定するのが天中殺です。それ故に運命のベースとなるものが天中殺あるのです。この天中殺と宿命(心のDNA)とそれにあった環境と人間の努力で運命は変化して行くのです。世間一般に使われている天中殺の名に負けて吉凶で判断するものではありません。
天中殺を活用するためには、生きる目的を鮮明にした後で行わなければ、天中殺に振り回されることになります。天中殺は、あくまでも人間の足が主であって、人生の杖となる天中殺その補佐を勤めるものです。自分の足を使わずに杖だけに頼ることは、天中殺に負けるということになります。自分に与えられた条件を知り、それに合った環境を自分で作っていかなければなりません。それが真の努力と言うものです。
※運命は固定されているものではありません。運命の方程式は、宿命×(環境+努力) です。
自らが動かなけれは道は開きません。努力がなけれは運命は好転しないのです。