子丑天中殺の人の特徴と人生の歩み方

子丑天中殺の人の特徴

 子丑天中殺は目上・父親の意味を持つ北方の空間が存在しない天中殺で、新たな家系を築く初代運の運命を所有します。子丑天中殺の人は父親の縁が薄くなり恩恵を受けにくい状態を作り、また目上からの助けを自分自身が跳ね返すという状態を作り出します。しかし、例え親や目上の縁は薄くても、親孝行の精神や目上に対する情の深さを持っています。そして目上の縁が薄いために、自分が満たされないものを目下や子供に求めようとします。

 目上の縁が薄い運命を所有する子丑天中殺の人が、目上に従い目上から恩恵の中で生活していると、自分の本質の発揮し難くなり、人生の歩み中で不満が連続し、真の自分発見には至らない状態を作り出して行くことになります。それは与えられた運命の流れからはみ出しているからです。また子丑天中殺の人の質は両親が健在時は柔となり、両親が不在になると剛となります。この子丑天中殺の運命を所有する人の人生は、ブレーキを踏む操作よりも、アクセルを踏む操作の方法が重要となります。

子丑天中殺の人の人生の歩み方

 初代運である子丑天中殺の人は極力、目上の人の恩恵を受けず、自力と努力で人生を渡るのが賢明であり、納得する人生の歩みとなるのです。運命的に目上、親との縁が薄いので、実生活で目上、親との縁が強くなると精神的な苦痛を味わい、そのために自分が所有する質から異なったものが形成され、運気上昇の足を引っ張られることになります。逆に運命と同じ条件の下になると、現実的な面は苦しくなるが、精神的なものは楽になります。そして現実世界の苦を味わいながら努力を積み重ねていくことで、子丑天中殺の人の運命が開花し、その結果として財力、名誉などが得やすい運命的な質を所有しているのです。

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