申酉天中殺人の特徴と人生の歩み方

申酉天中殺の人の特徴

 申酉天中殺は補佐役・配偶者の意味する西方の空間が存在しない天中殺で、家系を引き継ぐ二代目運の天中殺です。非常にじっくりと物事を守りながら進んで行くが、平均的な家庭の形成が出来難くなります。それは結婚後の夫婦の関係が友人関係、あるいは同士関係によってのみ家庭が保たれるからです。
 即ち、精神的にも現実の行動においても、配偶者を全面的に自分に従わせることが出来ない質を持っているからです。また補佐役の縁が薄く、仕事では常に自分が中心となり、人に任せてのんびり過ごすことが出来ず、人生が華やかになると同時に休息が無くなります。

 このように申酉天中殺の人は安住、安息もない代わりに闘争も生まれないのです。真の戦い、闘争が出来るということは、家庭などの内側が常に安住していればならない。内側の安住なくして真の闘争は生まれてきません。家庭など内側が安定していない時には、外へ向かって攻撃をかけても、一時期の勝利があったとしても長時間の戦いは不可能です。
 何故ならば戦う者の心が一致しないからであり、言い換えれば、応援するものがいないのです。ところが人は往々にして内側の安定がなくなると闘争を行う状態を作り出します。そのためにこのような形での戦いは、真の勝利を得ることが出来ないのです。

申酉天中殺の人の人生の歩み方

 申酉天中殺の人は、運命の条件に沿った環境にいるほど平和主義者であり、逆に運命の条件にあっていない環境にいると闘争心を所有することになります。もともと申酉天中殺の運命の条件は、親なり家系を強く受け止め、それを守りながら慌ただしい人生を歩まざるを得ないのです。そして家庭のあり方が平穏、安息という形になり難く、更に自分がスターであって真の補佐役に恵まれず、常に自分自身が物事の推進力になるという運命です。このような生き方をする環境に置くことが出来れば、申酉天中殺の人は納得いく人生を歩むことになるのです。

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