2014年 新春特集号

 ブログ「ビジネス算命学」に新春特集号の記事をホームページ上に掲載。
新春特集号記事は2014年1-3月の期間で12回の連載したものです。

時代は日本に味方している。飛躍するのは今である。 (7)

 日本は二十一世紀に入ってから「国家の気」というものが下降線を描いていた。国家の気が下降線をたどり弱くなるということは、相対的な国力が弱くなっていることであり、日本経済の活力低下、外交力の低下など世界的地位が低下することである。 しかし日本国家の気のエネルギーパワーは下図に示す通り、2012年を底として上昇を始めている。
 
即ち、民主党政権から自民党政権へ、そして野田首相から安部首相へとバトンタッチした年である。当然、国家の気のパワーの違いによって2006年安倍政権と現在の安倍政権は同一のエネルギーを有していないである。その違いは次回に取り上げる。
 2012年から始まった国家の気のパワーにより、日本国家の権力上昇期の領域であり、国民よりも国家が優先し、外交力を発揮できる社会であり対外的な国威を図ることになる。また国家の権力上昇期の領域は国家の出発点となるため、その時の国家指導者は心が張り詰めていて、背水の陣を引いて前進力を押し出す領域となる。その結果として自国の国威を諸外国へ示そうとするのです。この権力上昇期の領域における戦いに勝つための武器は経済力となる。
 権力上昇期の領域は国と国民が一体となり、諸々の面で強力な国家エネルギーが燃焼する領域であり、国内においては新たな体制作りと、対外的に受け身とならず自国の信念を押し出して良い時期である。日本は時代は「教育習得期」、社会は「権力上昇期」であり、日本は世界に対してイニシアティブ取る時であり、ルールメイクをする立場に立つ時なのである。

  

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