2014年 新春特集号

 ブログ「ビジネス算命学」に新春特集号の記事をホームページ上に掲載。
新春特集号記事は2014年1-3月の期間で12回の連載したものです。

変身したのではなく新たな役割を与えられた安倍首相 (8)

 安倍首相は2006年9月から一年たらずでその任から退いた。そして2012年12月に多くのマスコミの予想を覆して首相として再登板する。しかし、国家の指導者である首相にはその時々で与えられる役割は変わる。例え安倍晋三氏のように同一人物が国家指導者の座に就いたとしても同じ役割を与えられていなく、前回と同様な政策や体制はとることはない。裏を返いと前回の自民党総理選で安倍晋三氏が当選せず、他の候補が首相の座に就いたとしても、今回の首相の座の役割は決定しており、同様なことを実践するのです。
 2014年における日本の国家指導者の座気(国家主導者そのものではなく、首相の座に与えられた気のエネルギー)を示すと右図の通りとなる。即ち、安倍首相の所有する座気は前回は攻撃本能のエネルギー、今回は習得本能のエネルギー所有であり、違う座気を所有するため国家指導者として与えられた役割は違ってくる。そのため当然、実施しようとする政策や体制などはおのずから違ってくるのです。
 2月24日の日経新聞に保守政治家が首相に再登板後、変身した姿を見せる。事あるこどに国内外で「日本で活用されていない資源の最もたるものが女性の力」と力説する。との記事が掲載されている。変身したのではなく、安倍総理に与えられた役割や役目というものが前回と違うためです。 習得本能のエネルギーを所有する国家指導者の座気は、精神は攻撃性を秘めている。そして平和に向かって人作りを始める。そのために補佐役の充実、教育制度の拡充など人間作りの風潮が生まれることになる。また安倍首相の陰(−)の習得本能の座気であるため女性的なエネルギーを所有している。故に女性を重く用いたりするのです。ある意味では女性の台頭期でもあるが全体的なものではない。このような傾向の中から英雄的女性を作り上げたり、人材教育に力を入れるような社会現象が生まれて来る。このことは新たな人材が輩出する時であり、智という範囲において展開していく社会へと進んで行くことなる。
  但し、気を付ければならないこと、国家指導者が知的過ぎて国民との間に乖離する危険性を含んでいることである。しかし、戦えば最も強いところを進んでいる時でもある。

  

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